【東京】写経体験ができるお寺7選|料金・アクセス・予約方法まとめ

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写経道場で写経をするイメージ

「東京でお寺の写経体験をしてみたい」と思ったとき、困るのが情報の探しにくさです。お寺の数が多すぎる、情報が古い、料金や予約が必要かどうかが書いていない、そういうことも多いように思います。

この記事では、実際に写経体験ができる東京のお寺を厳選して7か所、料金・受付時間・予約の要否・持ち物を整理してまとめました。さらに「初めての方はどのお寺から行けばいいか」を明確にお伝えします。

掲載情報について

掲載の料金・受付時間・開催日程は執筆時点の情報です。変更される場合がありますので、訪問前に各お寺の公式サイトでご確認ください。

目次

選ぶ前に知っておきたいこと——「いつでも行けるお寺」と「日程を合わせるお寺」

東京の写経体験スポットは大きく2種類に分かれます。

  • 随時受付・予約不要のお寺——開門時間内にいつでも行ける。「今日の気分で行こう」ができる。初めての方に最もおすすめ。
  • 定期開催・日程固定のお寺——月1回や2ヶ月に1回など、日程が決まっている。スケジュールを合わせる必要があるが、法話が聞けるなど体験の深さがある。

初めての方は①から始めるのがおすすめです。

【随時受付・予約不要】いつでも行けるお寺

① 薬師寺東京別院(品川区・五反田)

東京で写経体験といえばまず名前が挙がる場所の一つ。奈良・薬師寺の東京別院で、365日(日曜・祝日含む)予約不要で受け付けています。

筆・墨・硯・水差しなど写経道具はすべて用意されており、手ぶらで参加できます。初めての方には僧侶や職員から説明があります。毛筆と鉛筆から選べるので、筆が不安な方でも大丈夫。書いた写経用紙は奈良の薬師寺の堂塔内陣で永代供養されます。

写経の受付は午前9:30から午後5:00まで。お写経の所要時間は1時間半ほどが目安なので、午後3時頃までに来寺するとゆっくり書けます。

料金般若心経 2,000円 / 薬師経 4,000円 / 唯識三十頌 5,000円
受付時間毎日 9:30〜17:00(夜間:第1・第3金曜 18:00〜21:00)
予約不要(5名以上の場合は事前連絡推奨)
持ち物不要(道具一式あり)
住所東京都品川区東五反田5-15-17
アクセスJR・東急・都営浅草線 五反田駅より徒歩7〜8分
公式サイトyakushiji.or.jp/tokyo/syakyo/

② 深川不動堂(江東区・門前仲町)

「深川のお不動さま」として親しまれる成田山新勝寺の東京別院。東京メトロ門前仲町駅から徒歩2〜5分という駅近の立地も魅力です。

写経道場は内仏殿2階にあります。道具はすべてお寺が用意しており、手ぶらで参加できます。初回は僧侶が作法を丁寧に説明してくれます。写経できる内容は「般若心経」または「仏説聖不動経」から選べるのも特徴です。

書いている間に本堂から護摩祈祷の太鼓や読経の声が聞こえてくることがあり、独特の雰囲気があります。「お寺に来た」という感覚が一番強いのがここかもしれません。

料金2,000円(高校生以下 1,000円)
受付時間9:00〜14:00
予約不要
持ち物不要(道具一式あり)
住所東京都江東区富岡1-17-13
アクセス東京メトロ東西線・都営大江戸線 門前仲町駅より徒歩2〜5分
公式サイトfukagawafudou.gr.jp/taiken/

③ 宝珠院(港区・芝公園)

東京タワーのふもと、芝公園の一角にある増上寺の塔頭寺院です。弁天池のほとりにあり、都心とは思えない落ち着いた雰囲気があります。

毎日9:00〜16:00(閉門1時間前まで)と随時受け付けており、初心者への説明もあります。所要時間は1時間あまり。写経に加えて写仏(仏様のお姿を書き写す)も選べるので、漢字に自信がない方や子ども連れの方にも向いています。増上寺と合わせて参拝するコースにも組み込みやすい立地です。

※法要などで本堂を使用している時間帯は写経できない場合があります。念のため事前に公式サイトや電話などでご確認を。

料金料金の明記が公式サイトに見当たらないので現地にてご確認ください。
受付時間9:00〜16:00(閉門1時間前まで随時受付)
予約不要
住所東京都港区芝公園4-8-55
アクセス都営大江戸線 赤羽橋駅より徒歩5分 / 都営三田線 芝公園駅より徒歩10分
公式サイトhoshuin.jp/application/shakyo/

【定期開催・日程固定】日程を合わせて行くお寺

④ 大本山 増上寺(港区・浜松町)

徳川家ゆかりの名刹で、写経会(しゃきょうえ)は1979年(昭和54年)、善導大師千三百年遠忌の記念として始まりました。毎月14日(7月・8月は除く)に行われており、12:00から大殿1階で受付、13:20から法話、14:00から写経会の法要が始まります。お導師とともにお経をお唱えしてから写経に入る流れです。書写する経典は浄土宗が拠り所とする浄土三部経(無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経)などで、書き上げた写経は境内の写経塔に永代奉納されます。

参加には筆ペンまたは小筆と浄土宗のおつとめ本が必要ですが、どちらも当日現地で購入できます。ただし、他のお寺と比べて準備が必要なため、「まず体験」という初心者よりも、少し慣れた方や本格的に参加したい方向けです。

料金冥加料 2,000円
開催日毎月14日(7・8月は除く)/受付12:00〜、法話13:20〜、写経会14:00〜
持ち物筆ペンまたは小筆・浄土宗のおつとめ本(いずれも当日現地で購入可)
住所東京都港区芝公園4-7-35
アクセス都営三田線 芝公園駅より徒歩3分 / JR 浜松町駅より徒歩10分
公式サイトzojoji.or.jp

⑤ 池上本門寺(大田区・池上)

日蓮宗の大本山で、法華経の写経を毎月最終日曜日に行っています。9:00から法話、9:30から写経、11:30から納経法要という流れです。

ただし、書写用具(硯・墨汁・小筆・文鎮・下敷き)はすべて持参が必要です。また写経するお経も法華経(自我偈または一部経)で、般若心経ではありません。料金も2,300〜3,000円と他のお寺より高めです。「初めての体験」というより、写経をある程度続けている方や、日蓮宗の本格的な写経会に参加したい方向けです。

料金自我偈 2,300円 / 一部経(法華経)3,000円
開催日毎月最終日曜日 9:00法話・9:30写経・11:30納経法要
持ち物書写用具一式(硯・墨汁・小筆・文鎮・下敷き)※持参必須
住所東京都大田区池上1-1-1
アクセス東急池上線 池上駅より徒歩10分 / 都営浅草線 西馬込駅南口より徒歩12分
公式サイトhonmonji.jp

⑥ 西新井大師(足立区・西新井)

女性の厄除けや所願成就で知られる西新井大師では、2ヶ月に1度「大師写経会」を開催しています(2・4・8・10・12月の各1日)。

お坊さんからの法話を聞いてから、身を清めるための塗香を塗り、写経を行います。写経道具はお寺が用意してくれるので手ぶらでOK(使い慣れた筆があれば持参可)。正座が不安な方には補助椅子の用意もあり、写経の方法も「お経本を見ながら書く」「透かして書く」「なぞって書く」から選べるのが特徴的です。

事前申込が必要です。境内受付または電話でお申し込みください。

料金奉納料 1,000円
開催頻度2ヶ月に1度(2・4・8・10・12月/日程は公式サイトで確認)
予約要予約(境内受付または電話)
持ち物不要(道具一式あり。使い慣れた筆があれば持参可)
住所東京都足立区西新井1-15-1
アクセス東武大師線 大師前駅より徒歩3分
公式サイトnishiaraidaishi.or.jp

⑦ 本寿院(大田区・池上)

大田区南馬込にある写経道場で、毎日9:00〜16:30(年中無休)で受け付けていますが、予約が必要です

「お経の意味がわからなくても1文字ずつ書写していけば功徳がある」という開かれた姿勢のお寺。水子供養のための写経にも対応しており、初めての方には僧侶から説明があります。

料金1巻 1,000円程度
受付時間9:00〜16:30(年中無休)
予約要予約(事前にメールまたは電話で予約必須)
持ち物不要(写経用紙・筆すべて用意あり)
住所東京都大田区南馬込1-16-2
アクセス都営浅草線 西馬込駅より徒歩圏
公式サイトhttps://honjyuin.com/本寿院のお写経/

結局どのお寺から行けばいい?——蓮見あおいの推薦

7か所紹介しましたが、初めて写経体験をする方には正直に言います。

「薬師寺東京別院」か「深川不動堂」のどちらかから始めてください。

理由はシンプルで、この2か所は予約不要・手ぶらでOK・初心者への説明あり・毎日受け付けている、という条件がすべて揃っています。「行こうと思ったその日に行ける」のは、写経体験の最初の一歩としてとても大切なことです。

2か所で迷ったら、アクセスのしやすさと雰囲気で選んでください。

薬師寺東京別院深川不動堂
場所品川区・五反田江東区・門前仲町
最寄り駅からの距離徒歩7〜8分徒歩2〜5分(駅近)
雰囲気静かで集中しやすい道場護摩祈祷の音が聞こえる、お寺らしさが強い
夜間対応あり(第1・第3金曜)なし
こんな方に静寂の中で集中したい方
夜しか行けない方
駅近がいい方
お寺の雰囲気を味わいたい方

持ち物・服装・当日の流れ

何を持っていけばいい?

薬師寺東京別院・深川不動堂・宝珠院・本寿院は手ぶらでOKです。道具はすべてお寺が用意しています。お財布と交通費だけ持っていけば大丈夫です(ただし本寿院は事前予約が必須、西新井大師も要申込です)。

増上寺は筆ペンまたは小筆・浄土宗のおつとめ本が必要ですが当日現地でも購入可。

池上本門寺のみ書写用具一式の持参が必須です。

服装はどうする?

特に規定を設けているお寺は多くありませんが、派手すぎる服装は避けたほうが無難です。清潔感のある落ち着いた服装が、気持ちの切り替えにもつながります。正座をする場合はスカートよりパンツスタイルが楽です。

当日の大まかな流れ

お寺によって多少異なりますが、おおむね以下の流れです。

受付で料金を支払う → 道具を受け取る(または各自セッティング)→ 説明を聞く(初回のみ)→ 写経 → 書き終えたら奉納または持ち帰り → 退場

般若心経で1〜1.5時間が目安です。急がなくて大丈夫。書き終えた後の静けさが写経の醍醐味なので、時間に余裕をもって行くのがおすすめです。

お寺に行けない方へ——自宅でも始められます

写経セットの道具が並んだ机の上

都内に住んでいないのでお寺に行けない」「平日は仕事でなかなか動けない」という方も多いと思います。写経はお寺でなくても、自宅で始められます。

むしろ、自宅の写経とお寺の体験は別物です。どちらが良いというわけではなく、「お寺で体験してから自宅でも続けたい」という使い方をしている方も多いです。まずお寺で雰囲気をつかんでから、道具を揃えて自宅でも続けるのが自然な流れかもしれません。

写経セット

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筆ペン+なぞり書き用紙がセットになったものが1,500円前後から。今日から自分のペースで始められます。

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写経セットの詳しい選び方はこちら。
初心者向け写経セットおすすめ3選|失敗しない選び方ガイド

よくある質問

初めてでも一人で参加できますか?

もちろんです。写経は一人で集中して行うものなので、一人参加が自然です。実際に深川不動堂など各所での体験レポートを見ると、一人で来ている方がほとんどという声もあります。

子どもと一緒に参加できますか?

薬師寺東京別院は子ども向けにカナ混じりの書きやすい写経を用意しており、お子さんも参加できます。宝珠院は写仏(仏様の絵を書き写す)も選べるので、漢字が苦手なお子さんにも向いています。訪問前に各お寺に確認することをおすすめします。

書き終えた写経はどうなりますか?

お寺に奉納するか、持ち帰って自宅で保管するかを選べます。薬師寺東京別院は奈良の薬師寺に永代供養、増上寺は境内の写経塔に永代奉納されます。「自分の書いたものが奈良の世界遺産・薬師寺に納められる」というのは、薬師寺東京別院が選ばれる理由のひとつでもあります。

まとめ

東京で写経体験ができるお寺を7か所紹介しました。初めての方への推薦をもう一度書いておきます。

迷ったら、薬師寺東京別院か深川不動堂へどちらも予約不要・手ぶらOK・毎日受け付けています。行こうと思った日に、そのまま行ける。それが最初の一歩として大切なことだと思っています。

体験予約

アソビューで写経体験を探す

アソビューでも写経体験ができるお寺を予約できます。当日の道具はお寺が用意してくれることがほとんど。初めての方も安心です。

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この記事を書いた人

奈良で育ち、母が毎朝仏壇の前で般若心経を唱えるのを聞きながら育ちました。子供の頃は習字教室に通い、筆は身近なものでしたが、写経を自分で始めたのは30代になってから。都内IT企業での激務と、眠れない夜が続いた頃、ふと筆を手に取ったのがきっかけです。

1枚書き終えた後の静けさが忘れられなくて、それから5年。写経は私の暮らしに欠かせないものになっています。

このサイトでは、写経を始めたい方に向けて、道具の選び方からお寺での体験まで、実体験をもとに丁寧にお伝えしています。「難しそう」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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