神奈川で写経体験ができるお寺まとめ|横浜・鎌倉・川崎エリア別ガイド

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川崎大師の薬師殿
川崎大師・薬師殿

神奈川で写経を探すと、まず鎌倉の名前が挙がると思います。

ただ実際には横浜市内にも駅から歩ける距離に写経会が複数あり、川崎大師では随時写経ができ、エリアによって選択肢の幅は思っているより広いです。

この記事では、神奈川で実際に写経体験ができるお寺をエリア別に整理しました

「どのエリアにいくか・何を優先するか」で選びやすいよう構成しています。

この記事でわかること
  • 神奈川の写経スポットをエリア別(鎌倉・横浜・川崎・県西)に整理
  • 各スポットの料金・開催日・予約の要否・アクセス
  • 無料で参加できる場所・毎日開催の場所・予約不要の場所
  • 目的別のおすすめ選び方
目次

神奈川の写経体験はエリアで選ぶ【早見表】

まず全体像を把握しておきましょう。

寺院エリア写経料金開催予約
建長寺鎌倉1,000円毎日9時~15時・随時不要
長谷寺鎌倉1,200円毎日9時~13時・随時不要
久光院横浜・綱島志納500円毎月第2金・土10時~不要
雲松院
(実施要確認)
横浜・小机1,000円毎月3回(月曜)要確認
龍華寺
(実施要確認)
横浜・金沢八景要確認毎月第1日曜要確認
西方寺横浜・新羽実費(写経用紙30枚2,000円)
※道具持ち込みが必要
毎月第3火・木10時~15時・随時不要
(初参加のみ申込)
東光禅寺横浜・金沢文庫3,000円(坐禅付き4,000円)予約制・随時
川崎大師川崎1,000円・毎日9時~15時随時(薬師殿)
・写経会年数回(信徒会館)
不要
金剛寺南足柄(県西)要確認
(坐禅・宿坊あり)
予約制・随時

※掲載情報は執筆時点のものです。訪問前に各寺院の公式サイトで最新情報をご確認ください。

鎌倉エリア|神奈川の写経の中心地

神奈川で写経といえば、やはりまずは鎌倉が充実しています。

建長寺・長谷寺・円覚寺・妙本寺など、複数の名刹で写経体験が可能です。

建長寺(鎌倉・北鎌倉)|毎日9:00〜・予約不要で手ぶらで参加できる

鎌倉五山第一位の大本山・建長寺は、毎日9:00〜15:00(入場は15:00まで)の間、予約不要で、随時写経ができます。般若心経(約60分)または延命十句観音経(約20分)から選べ、拝観料(大人500円・小中学生200円)とは別に写経志納金1巻1000円です。行事の都合で休止になったり、会場が変わる場合もあるので訪問前に公式サイトを確認すると確実です。

毎日

項目内容
所在地神奈川県鎌倉市山ノ内8
アクセスJR横須賀線「北鎌倉」駅より徒歩15分
受付時間毎日 9:00〜15:00(入場まで)
料金写経志納金 1,000円(別途拝観料 500円)
書写するお経般若心経(約60分)・延命十句観音経(約20分)
予約不要
公式サイトkenchoji.com/shakyo/

長谷寺・円覚寺・妙本寺ほか

他にも、長谷寺では毎日写経・写仏ができ(受付9:00〜13:00・各1,200円・予約不要)、円覚寺では写経体験や坐禅会も行われています。鎌倉の写経スポット全体については、以下の記事で詳しくまとめています。

【鎌倉】写経体験ができるお寺まとめ

長谷寺(鎌倉)の写経体験ガイド|料金・流れ・用紙の種類まとめ

周辺の宿

鎌倉観光の拠点に

建長寺・長谷寺・円覚寺と合わせて一泊するなら鎌倉市内の宿が便利です。

横浜エリア|駅近・気軽に通える5か所

横浜市内には、主要駅から徒歩10分以内で行ける写経スポットが複数あります。鎌倉ほど知られていませんが、通いやすさという点では横浜の方が便利な方も多いはずです。

電車圏内にお住まい(鎌倉までは遠い)方や、横浜エリアに観光で泊まる方は下記の選択肢を検討してみてください。

ちなみに、曹洞宗大本山 總持寺での写経会は現在休止となっているため、この記事では紹介していません。

久光院(横浜・綱島)|月2回・椅子席・志納500円

横浜駅から急行で10分「綱島」駅から徒歩6分にあるのが久光院(きゅうこういん)です。

「椅子に座ってお茶でも飲みながら、自由な雰囲気で」とやさしい雰囲気が特徴的な写経会です。毎月第2金曜と土曜日の10時に開催。法話から始まり、その後に写経を行います。予約も不要で、手ぶらで参加することができます。志納料500円で参加できます。

「上手下手ではなく、心で写経をする」をコンセプトにした、初めてでもリラックスして参加できる写経会ですね。

項目内容
所在地神奈川県横浜市港北区綱島西2-10-10
アクセス東急東横線「綱島」駅より徒歩6分
開催日時毎月第2金曜日と土曜日 10:00〜(客殿にて)法話もあり
※公式サイトで毎月の日にちが更新されます。ご確認を
料金志納500円
予約不要
※ただし「席数に限りがあるのでご了承ください」との記載あり
特徴椅子席・道具一式あり
公式サイトkyukouin-yokohama.jp

雲松院(横浜・小机)|小机駅徒歩2分・毎月3回開催(要確認)

横浜駅から各駅停車で約13分「小机」駅から徒歩2分にあるのが雲松院(うんしょういん)です。こちらも神奈川随一のアクセス良好な写経スポットです。

毎月3回(月曜13時から)写経会を開催しており、会費は1回1,000円。「定期的に通いたい」という方に向いています。ただし、ホームページのお知らせが2015年で止まっているので今でも写経会が実施されているかどうか、どの月曜日か日程を確認してから向かう必要がありそうです。

項目内容
所在地神奈川県横浜市港北区小机町1451
アクセスJR横浜線「小机」駅より徒歩2分
開催日時毎月3回・月曜 13:00〜
料金1,000円
予約要確認
公式サイトunshoin.net/bosyo.html
(ページに雲松院寺務所の電話番号あり)

龍華寺(横浜・金沢八景)|毎月1回・定例写経会(要確認)

京浜急行「金沢八景」駅から徒歩8分にあるのが龍華寺(りゅうげじ)です。毎月第1日曜日に写経会を開催との記載があります。「月に1回、定期的に通いたい」という方にちょうどいいサイクルです。しかし、料金や時間など詳細は公式サイトにないため、実施されているかどうかお電話で確認してから向かう必要がありそうです。

項目内容
所在地神奈川県横浜市金沢区洲崎町9-31
アクセス京浜急行「金沢八景」駅より徒歩8分
開催日時毎月第1日曜日
料金要確認
予約要確認
公式サイトryugeji.com

西方寺(横浜・新羽)|月2回・椅子席・通いに適した写経会

横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽」駅から徒歩5分の西方寺では、写経用紙の実費で写経に参加できます。用紙を30枚購入する形なので、毎月通って書くのも良し、自宅で写経するのも良しです。

約300年前に建立された茅葺きの本堂をもつ花の寺で、毎回20〜30名ほどが参加する人気の会でもあります。休止となる月もあるかもしれませんので、開催有無は公式サイトで確認してください。

西方寺の写経では道具の持参が必要です。墨・硯・小筆セットもしくは、筆ペンを持っていきましょう。

項目内容
所在地神奈川県横浜市港北区新羽町2586
アクセス横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽」駅より徒歩5分
開催日時毎月第三火曜日・木曜日 10時~15時(八月は休止)
※公式サイトのお知らせで「毎月の写経会のお知らせ」あり。実施有無を確認の上来山
料金写経用紙30枚・2000円(無くなったら次を購入する)
納経する際にお気持ちを賽銭箱へ
予約不要
初めての方のみ、公式サイトの「毎月の写経会のお知らせ」より申し込み
持ち物墨・すずり・小筆
もしくは、筆ペンを持参
公式サイトsaihouji-yokohama.com
写経用紙

まずこれ一本から・筆ペン

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東光禅寺(横浜・金沢文庫)|予約制3,000円・坐禅体験もできる禅寺

金沢文庫エリアにある東光禅寺では、本堂の薬師如来像と天井の大雲龍図に見守られながら写経ができます。写経は3,000円、予約制で一人からでも参加できます。「少し特別な場所で、丁寧に体験したい」もしくは観光の方向けにも向いている場所です。坐禅体験もあわせてできます。

書き終えた写経はお釈迦様ゆかりの聖地・インドのブッダガヤに納経されます。予約制で、双方の予定があえばいつでもとのことです。開始時間に融通が効くのも特徴です。

項目内容
所在地神奈川県横浜市金沢区釜利谷南2-40-8
アクセス京浜急行本線「金沢文庫」駅よりバス「白山道」下車 徒歩約5分
料金3,000円(坐禅込みのプランは4,000円)
予約予約制(公式サイトから申込)
公式サイトtokozenji.or.jp

川崎エリア|川崎大師(平間寺)

川崎大師 平間寺|弘法大師ゆかりの名刹・薬師殿で毎日随時

関東三大師のひとつとして知られる川崎大師(平間寺・へいけんじ)は、写経体験の場としても充実しています。年に数回行われる「写経会」のほかに、毎日随時受付の「薬師殿写経道場」があります。境内の薬師殿では毎日9:00〜15:00に随時写経・彩色写仏ができ、費用は1,000円です。椅子席で書けるので、正座が苦手な方にも向いています。

薬師殿の改修工事で休止となっていましたが、2025年6月頃に薬師殿写経道場(毎日随時)が再開されました。ただ公式サイトでの写経案内はあまり出ていないようです。念の為問い合わせ確認してから行くのが確実かもしれません。

川崎大師の写経で特徴的なのが、お手本の経文です。弘法大師が書写したものを川崎大師貫主が書き写したとされるお手本を使うため、ところどころに旧字体が出てくる本格的な内容です。「他の寺院で写経に慣れてきた方」が新鮮な体験として訪れるのにも向いています。

日程が合えば、写経会(信徒会館で開催)がおすすめです。より格式のある形で写経したい方はこちらも選択肢になります。

項目内容
所在地神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
アクセス京浜急行大師線「川崎大師」駅より徒歩8分
随時写経(薬師殿)毎日9:00〜15:00・写経・彩色写仏
写経会(信徒会館)年数回
日程は公式サイトにて確認
料金1,000円
予約不要
公式サイトkawasakidaishi.com
※問い合わせの電話対応は午前9時~午後4時

県西エリア|写経の常設は少なめ。坐禅・宿坊という選択肢も

小田原・箱根・秦野・伊勢原といった県西エリアは、正直に言うと写経の常設スポットが手薄なエリアです。横浜や鎌倉と比べると、写経を定例開催している寺院がほとんど見当たりません。

ただ、「写経と合わせて宿坊に泊まりたい」「坐禅と組み合わせて心を整えたい」という方には、たとえば南足柄の金剛寺という選択肢があります。

金剛寺(南足柄)|写経もできる禅寺の宿坊

創建約630年の歴史を持つ臨済宗の禅寺・金剛寺では、写経と坐禅(夜坐)の両方を体験できます。宿坊としても開放されており、夜に坐禅・朝にお勤めと朝粥という本格的な宿坊体験の中に、希望に応じて写経を組み込む形になります。

「県西エリアで写経も坐禅も、まとめて体験したい」「鎌倉や横浜とは違う、山の中の禅寺の雰囲気を味わいたい」という方向けの選択肢です。小田原・箱根が近い立地なので、温泉旅行と組み合わせるルートも作れます。

項目内容
宗派臨済宗
所在地神奈川県南足柄市狩野433
アクセス伊豆箱根鉄道大雄山線「富士フイルム前」駅より徒歩10分
体験内容写経(希望時)・坐禅(夜坐)・朝のお勤め・朝粥
宿坊あり
予約予約制(公式サイトの予約ページから)
公式サイトshoryuzan-kongoji.jp

※料金・写経の受付詳細は公式サイトでご確認ください。

周辺の宿

金剛寺(南足柄)で写経・坐禅・宿坊体験

写経と坐禅を組み合わせて一泊。小田原・箱根が近く、翌日の温泉もセットで楽しめます。

目的別・どこを選ぶか

最後に、まとめます。

こんな方におすすめ
鎌倉の名刹で本格的に体験したい建長寺(毎日開催・予約不要)
横浜市内で駅近・気軽に通いたい雲松院(小机駅徒歩2分・毎月3回)※要確認
費用を抑えたい久光院(綱島・志納500円)
椅子席・ゆっくり書きたい久光院(綱島・志納500円)・西方寺(新羽・用紙実費)
少し特別な空間で書きたい東光禅寺(金沢文庫・坐禅付きあり・予約制)
川崎から近い場所がいい川崎大師(随時・1,000円)
宿坊・坐禅と合わせたい金剛寺(南足柄・宿坊あり・予約制)

まとめ

  • 鎌倉は神奈川の写経の中心地。建長寺は毎日開催・拝観料のみで最も参加しやすい
  • 横浜市内にも駅近の写経スポットが複数あり、通いやすさでは鎌倉に負けない
  • 川崎大師は随時参加できる。弘法大師ゆかりの旧字体手本が特徴的
  • 県西エリアは写経の常設が少なめ。金剛寺(南足柄)は写経・坐禅・宿坊の三拍子が揃う

他のエリアの写経体験については、以下の記事もあわせてどうぞ。

【東京】写経体験ができるお寺まとめ

【大阪】写経体験ができるお寺8選

【完全ガイド】写経とは?意味・効果・やり方を初心者向けに解説

よくある質問

神奈川で予約不要で参加できる写経スポットはどこですか?

建長寺(毎日開催)・久光院・雲松院・龍華寺・西方寺・川崎大師(薬師殿随時)はいずれも予約不要です。特に建長寺は毎日10:00〜15:00で随時参加でき、手ぶらで写経ができるので最もハードルが低いです。

鎌倉と横浜、どちらで写経体験をするのがおすすめですか?

観光と合わせるなら鎌倉、通いやすさを重視するなら横浜です。鎌倉は建長寺・長谷寺など有名寺院での本格的な体験ができます。横浜は市内各エリアに駅近のスポットがあり、「近所に定期的に通いたい」という方に向いています。費用面では久光院(志納500円)などがお手頃な選択肢です。

神奈川で子どもと一緒に写経体験できますか?

お寺によって対応が異なります。例えば建長寺では小中学生の拝観料設定があり(200円)写経にも参加はできます。一方、長谷寺では未就学児・小学校低学年は入場不可とされています。子どもと参加する場合は、各寺院に事前に確認してから訪問するのが安心です。

県西エリア(小田原・箱根周辺)で写経体験はできますか?

横浜・鎌倉と比べると選択肢が少ないのが実情です。写経・坐禅・宿坊を組み合わせた体験なら南足柄の金剛寺が選択肢になります。菩提寺が県西エリアにある方は、まず菩提寺に「写経会をしているか」を問い合わせてみるのが現実的です。

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この記事を書いた人

奈良で育ち、母が毎朝仏壇の前で般若心経を唱えるのを聞きながら育ちました。子供の頃は習字教室に通い、筆は身近なものでしたが、写経を自分で始めたのは30代になってから。都内IT企業での激務と、眠れない夜が続いた頃、ふと筆を手に取ったのがきっかけです。

1枚書き終えた後の静けさが忘れられなくて、それから5年。写経は私の暮らしに欠かせないものになっています。

このサイトでは、写経を始めたい方に向けて、道具の選び方からお寺での体験まで、実体験をもとに丁寧にお伝えしています。「難しそう」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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