写経の読み方は「しゃきょう」|意味・歴史を簡単に解説

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写経の読み方は、「しゃきょう」です。

「しゃけい?」「うつしきょう?」と迷う方もいますが、正しくは「しゃきょう」です。辞書にも「しゃきょう」と記載されており、別の読み方はありません。

この記事でわかること
  • 写経の正しい読み方と漢字の意味
  • 日本に写経が伝わった歴史のざっくりした流れ
  • プログラミング用語「写経」との違い
  • 写経に関連する言葉の読み方まとめ
目次

「写経」の読み方と意味

読み方:しゃきょう

写経(しゃきょう)は、仏教の経典を書き写すことを指します。「写す(うつす)」「経(きょう=経典)」が合わさった言葉です。

書き写した経典そのものを指して「写経」と呼ぶこともあります。書く行為と成果物、どちらにも使える言葉です。

「お写経」と呼ぶことも

お寺では「お写経(おしゃきょう)」と丁寧に呼ぶことが多いです。奈良で育った私は、子供の頃から母が「今日はお写経に行ってくる」と言うのを聞いて育ちました。「写経」と「お写経」、どちらも同じ意味です。

写経の歴史をざっくり知っておく

日本に伝わったのは奈良時代

写経の起源は仏教が広まった時代にさかのぼります。印刷技術がなかった時代、経典を多くの人に届けるには手で書き写すしかありませんでした。それが写経の始まりです。

日本では673年、天武天皇の時代に川原寺(奈良)で写経が行われたのが最初の記録とされています。奈良時代には聖武天皇が仏教を保護したことで写経が盛んになり、国家規模の「写経所(しゃきょうじょ)」まで設けられていました。

現代では「般若心経」の写経が一般的

現代で「写経」といえば、ほとんどの場合は般若心経(はんにゃしんぎょう)を書き写すことを指します。276文字と比較的短く、宗派を問わず広く使われているお経であることが理由です。

もともとは修行や供養の意味合いが強かった写経ですが、現代では「心を落ち着ける時間」「集中力を養う習慣」として、宗教的な背景に関わらず取り組む方が増えています。

プログラミング用語の「写経」とは別物です

検索していて気づいた方もいるかもしれませんが、プログラミングの世界にも「写経」という言葉があります。こちらはサンプルコードをそっくり真似して手で打ち込む学習方法のことで、仏教の写経とは無関係です。

「写経 読み方」で調べているときにプログラミング関連の情報が混ざって出てくる場合がありますが、別の意味なので混同しないようにしてください。この記事でお伝えしているのは、仏教の経典を書き写す「写経(しゃきょう)」についてです。

関連する言葉の読み方まとめ

写経に関連してよく出てくる言葉の読み方をまとめておきます。

言葉読み方意味
般若心経はんにゃしんぎょう写経でよく書き写されるお経
納経のうきょう書き写した経典をお寺に納めること
奉納ほうのう神仏に物を捧げること。納経と同じ意味で使われることも
写経師しゃきょうし写経を専門に行う人。奈良時代に存在した職業(正式には「経師(きょうし/きょうじ)」または「写経生(しゃきょうしょう)」)
写経所しゃきょうじょ奈良時代に設けられた写経の専門施設
納経料のうきょうりょうお寺での写経体験にかかる費用

読み方がわかったら、次は何を知ればいい?

写経という言葉の意味が理解できたら、次は「実際にどうやるのか」が気になってくると思います。以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。

まとめ

写経の読み方は「しゃきょう」です。仏教の経典を書き写すことを指す言葉で、日本では奈良時代から続く文化です。現代では般若心経を書き写すスタイルが一般的で、心を整える習慣として幅広い世代に親しまれています。

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この記事を書いた人

奈良で育ち、母が毎朝仏壇の前で般若心経を唱えるのを聞きながら育ちました。子供の頃は習字教室に通い、筆は身近なものでしたが、写経を自分で始めたのは30代になってから。都内IT企業での激務と、眠れない夜が続いた頃、ふと筆を手に取ったのがきっかけです。

1枚書き終えた後の静けさが忘れられなくて、それから5年。写経は私の暮らしに欠かせないものになっています。

このサイトでは、写経を始めたい方に向けて、道具の選び方からお寺での体験まで、実体験をもとに丁寧にお伝えしています。「難しそう」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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